電気用語集

周波数

この記事は約2分で読めます。

1,322 views

電気における周波数とは、交流の電気が1秒間に繰り返す振動のことを指します。電気には電池などで使われる「交流」と、電力ネットワークで用いられる「交流」の2種類があります。直流の電気は電圧が一定ですが、交流の電気の電圧は規則正しく波打つように大きくなったり小さくなったりしています。周波数は1秒間に繰り返す波の数を指します。
周波数はヘルツ(Hz)という単位で表現され、1秒間に50の波があれば50Hz、60の波があれば60Hzとなります。日本の周波数は静岡県富士川と新潟県糸魚川付近を境に、東側が50Hz、西側は60Hzに分かれています。

あなたにオススメ

  • 特定送配電事業者

    特定送配電事業とは、自社が運用する電気を特定の供給地点において、小売電気事業や一般送配電事業を行っている他の事業者に電気の託送を行う事業のことで、発電事業に該当する部分を除くものです。 特定送配電...

    12,570 views

  • 供給信頼度

    電気における供給信頼度とは、停電の発生頻度、継続時間、発生範囲によって表現される電力供給の信頼性のことを意味します。停電の起こりにくさなどによって示される、電気の品質の一つです。 供給信頼度を向上...

    4,771 views

  • 送電事業者

    送電事業者とは、送電事業を営むことについて経済産業大臣の許可を受けた者(2014年改正後の法第2条第11号)のことです。 そもそも電気には、(電気を)作る・送る・配る・使う、という4つの役割があり、送配電...

    3,615 views

  • スマートメーター

    スマートメーターとは、検針・料金徴収業務に必要な双方向通信機能や、遠隔開閉機能を有した次世代電力量計のことです。 従来の月一回程度の検針と違い、需要側の消費電力や太陽光発電などによる発電量がリアル...

    1,966 views

  • 燃料費調整制度

    燃料費調整制度とは、火力発電に必要な燃料(原油、液化天然ガス、石炭)の価格変動に応じて電気料金を調整する制度のことです。 1996年に事業者の経営効率化の成果を明確にするためと、燃料価格や為替レートの...

    1,822 views