【水戸電力】地産地消でホーリーホックを応援！

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茨城県水戸市の新電力会社水戸電力は、全茨城県民を対象とした電力プランを発表しました。水戸ホーリーホックも応援出来る新プランを持つ水戸電力についてご紹介します。

水戸電力ってどんな会社？

水戸電力株式会社は、2015年1月に設立されたまだまだ歴史の浅い会社です。2016年4月よりスタートした電力自由化に伴い設立された電力会社の中でも、地域に根差した電力販売により関連産業や地域活性化を図る地域新電力という部類に属します。

①3つの地域貢献

水戸電力は、生活・経済・資源の3つの観点からの地域貢献を前面に押し出しています。 具体的には、〈生活〉地域住民が住みやすい環境作り、〈経済〉新たな産業と地域企業の本業を豊かにすることによる雇用創出、〈資源〉地域資源の地産地消への取り組みを通じた地域貢献を目指すようです。 実は、この水戸電力は、県庁所在地が会社名につく電力会社第一号。66万の茨城県民を中心に、関東圏の家庭に向けて電力を供給することで、地域活性化を目指します。

再生可能エネルギーの普及にも一翼を担う

水戸電力は、地域で作った太陽光、バイオマス、風力などの再生可能エネルギーを中心とした電気を提供することも発表しています。二酸化炭素や原子力エネルギーによる電力は最小限にとどめ、低炭素社会、安全なまちづくりを実現に努めるようです。

地域貢献特別プランの「水戸ホーリーホック応援プラン」

水戸電力は地域貢献の一環として、J2サッカーチームの水戸ホーリーホックの応援にも出来るプランを発表しています。元日本代表の鈴木隆行選手を地域貢献アドバイザーに任命し、サッカーファンへの訴求を手堅くしており、1年間継続して契約すると観戦チケットが1枚もらえるそうです。さらに、水戸電力が打ち出す2つの応援特典が実にユニーク。

1つ目は、応援プランの契約数が3,000件達成でサンクスマッチの開催＆招待。 現状何件契約されているのか私たちにはわからないため、いつこのゲームが開催されるのかが不鮮明というのが少々マイナス点でしょうか。また、招待されるのは先着3,000名までなので、各家庭2人以上招待されると仮定したら、3,000番目に契約しては手遅れということになりますので注意が必要です。

2つ目は、応援プランの契約数が5,000件達成で水戸電力がピッチ看板スポンサーに。 …こちらは、電気利用者へのメリットが分からない特典です。もはや特典と言えるのか、という疑問すら浮かびますが、ここではいち消費者よりもサポーターとして考えた方が良いかもしれません。

これらは水戸電力の料金プランであるベーシックプランに契約することが第一の条件なのですが、少々ユニークなプランであることをお分かりいただければ幸いです。

まとめ

電力×サッカーという異色のコラボによる最大のメリットは、地元クラブチームのファンの獲得です。しかし、5月現在の契約数は100件強とまだまだ道のりは険しいところ。 広島カープやコンサドーレ札幌に続くスポーツとの提携で、日本の電力市場を盛り上げてほしいですね。

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