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【徹底比較】中部電力と東邦ガス、実際どっちがおトク?
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同じエリア内で顧客獲得争いをしている会社といえば、大手電力会社とガス会社ではないでしょうか。
その中でも注目を浴びているのは、中部電力と東邦ガス。東邦ガスは、名古屋に拠点を構えた、東京・大阪に次ぐ4大都市ガス会社の1つです。愛知・岐阜・三重とその周辺エリアへの供給を決めています。
どちらも契約アンペアや使用量に応じて電気料金を決めるというスタンダードな方法をとっており、実際どっちのほうがお得なの?と思う方も多いはず。
そこで今回は、中部電力と東邦ガスの打ち出すプランをアンペア×使用量別に徹底比較! どちらがいくら安くなるかを調べてみました。
まずはざっくり、電気料金の計算の仕方
電気料金は、以下の3つをあわせた金額として計算されます。(画像の黄色い部分です)
- 1.基本料金
- 2.電力量料金(従量料金)…1段料金、2段料金の部分
- 3.再生可能エネルギー発電促進賦課金…燃料費、太陽光促進金の部分
基本料金と電力量料金の計算は、携帯電話と同じようなものだとイメージするとわかりやすいかと思います。 〈毎月必ずかかる最低料金〉+〈電話代などの利用した分だけかかる料金〉と同じ位置づけになります。
基本料金
基本料金は、画像の緑の部分にある契約アンペア(ご契約 ××A)の××に入る数字で変わります。
このアンペア数が大きければ一度に使える電気量が増えるのですが、同時に基本料金も高くなるという仕組みになっています。
多くの場合、1人~2人暮らしなどの方は20~40A、一般のご家庭の方は40A~60Aのどれかが書かれています。
電力量料金
電気代は、基本料金に加え、1kw使うといくら、という計算をして加算されていきます。
1kwあたりの電気代は会社ごとに異なります。さらに、各社が定めたkw数を一定数を越えると1kwあたりの電気代がやや高くなるという仕組みになっており、そのため領収証では1段料金、2段料金と2つに分けて記載されています。
ここではざっくりとしたご紹介でしたが、詳しく知りたい方はゼロからおさえる!電気料金の決め方と基本的な電気プランもご覧ください。
単身者は中部電力
独自調査によれば、単身者は中部電力のほうがお得になることがわかりました。
差は基本料金にアリ
基本料金だけを見ると、中部電力は契約アンペアごとに分かれている一方で、東邦ガスは40A未満は一律料金という形をとっています。
基本料金のみを比較すると下のようになり、東邦ガスのほうが高くつく印象です。
中部電力 | 東邦ガス | |
---|---|---|
10A | 280.8円 | 919.2円 |
20A | 561.6円 | |
30A | 842.4円 |
電気使用量を、少なめ(120kWh)とやや多め(250kWh)で計算してみた
東邦ガスはアンペア数を問わず基本料金が変わらないため、最もアンペア数が大きい30Aの場合のみ調べてみました。
一人暮らしで電気代が少ない方は120kWh、一人だけれど多く使う方や二人暮らしでどちらもあまり家にいない方は250kWhと仮定した1ヶ月の電気代です。 差額はより安い会社の色で示しています。
中部電力 | 東邦ガス | 差額 | ||
---|---|---|---|---|
30A | 120kWh | 3,324円 | 3,399.6円 | 75.6円/月 中電が安い |
250kWh | 6,584円 | 6,654.5円 | 70.5円/月 中電が安い |
年間に換算しても差額は800~900円ほどと少額ですが、基本料金の差額分、中部電力がリードしているといえます。
一般のご家庭は東邦ガス
中部電力の基本料金がぐっとあがる40A以上で、流れが変わってきます。
2~3人暮らしの方は280kWh、4人暮らしの方は430kWhと仮定した1ヶ月の電気代を表にしました。 差額はより安い会社の色で示しています。
中部電力 | 東邦ガス | 差額 | ||
---|---|---|---|---|
40A | 280kWh | 7,616円 | 6,487円 | 1,129円/月 |
430kWh | 10,632円 | 10,424円 | 208円/月 | |
50A | 280kWh | 7,897円 | 7,686円 | 211円/月 |
430kWh | 12,034円 | 11,905円 | 129円/月 | |
60A | 280kWh | 8,177円 | 7,966円 | 211円/月 |
430kWh | 12,315円 | 12,185円 | 130円/月 | |
6kVA | 500kWh | 14,274円 | 13,945円 | 329円/月 |
700kWh | 19,548円 | 19,227円 | 321円/月 | |
7kVA | 500kWh | 14,336円 | 14,225円 | 111円/月 |
700kWh | 19,650円 | 19,499円 | 151円/月 |
40A以上の場合、中部電力は100円または150円のカテエネ割引が入ります。今回の計算の場合だと、50A×430kWh、60A×430kWh、7kVA×500kWhの3つです。
しかし、全体的には東邦ガスのほうがお得であることが分かりました。
さらに東邦ガスは毎月の電気代から10%引きにする「エネファーム割引」または5%引きにする「床暖割引」も同時に行っており、エネファームまたは床暖房を使っている方はここからさらに値引きされるということになります!
中部電力VS東邦ガス 比較まとめ
中部エリアの大手電力会社・中部電力と、大手ガス会社・東邦ガスの電気料金について見てきた結果は以下のようになります。
■単身者、電気使用量の少ない方・・・中部電力の方が安い!
■3人以上で暮らす一般家庭・・・東邦ガス の方が安い!
ぜひ、今後の参考にしてみてください。
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