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【中部電力】関東へ進出!とにかく安いカテエネプラン
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中部電力が、電力自由化に伴い東京電力エリアへ進出します。 その名もカテエネプラン。 東京電力にとっては、新参戦会社のみならず、既存の電力会社もライバルとなる苦しい状況が続くわけですが、気になるプランはどのようなものなのでしょうか。
プラン対象は?
まず、気になるのはプランの対象者。 中部電力のカテエネプランは、従量電灯B(50A・60A)または従量電灯Cで契約している方が対象となります。 契約容量が大きい/電気の使用量が多いご家庭向けのプランとなっています。
とにかく、安い
中部電力が発表したプランは、とにかく、安いです。 まずは基本料金なのですが、最初の8kVAまでは、一律1,201.20円となります(従量電灯Bの50A、60Aの型はそれぞれ5kVA、6kVAとします)。 一方、東京電力の従量電灯Cプランは、1kVAあたり280.80円。 契約容量が8kVAの場合、基本料金は2,246.40円となります。
お気づきになりましたでしょうか。 もし8kVAで今後も契約するならば、カテエネプランに切り替えれば、2,246.40-1,201.20=1,045.20円安くなります!およそ半額になるのです!
同じように計算すると、10kVAの場合1,105.2円、15kVAの場合1,045.4円、基本料金が安くなります。
料金単価が分かりやすい
さらにカテエネプランは、毎月の電気使用量がどれだけ多くなっても1kWhあたりの料金は27.71円となっています。従来の電気プランは、300kWh以上使うと一気に単価が高くなり、電気を多く使わざるを得ない家庭にはイタい出費となるものでした。
上記の基本料金に加え、1kWhあたりの使用単価が一律なことから、電気使用量が多いほどカテエネプランに変更するメリットが大きくなるといえます。
カテエネ会員になることが必須
東京電力エリアにてカテエネプランへ契約を替える場合、家庭向けWEBサービスカテエネの会員になることが条件となっています。 とはいえ、カテエネ会員になること自体はお金はかかりませんし、ユニークなサービスもそろえているので、ネックになるものではありません。 カテエネ会員になるとどんないいことがあるかは、【中部電力】2年契約で誰でもお得?驚きの新プラン!をご覧ください。
現在発表している東京電力エリア向けのプランはこの1つだけとなっています。しかしこのプランから需要が高まり、もっと使用量が少ない家庭でも使いたいと思う人が増えた場合、プランが増えることが期待できます。
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