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【コープさっぽろ】道内でエコでかしこく、お得な電力
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2016年4月1日からスタートする電力小売り自由化(電力自由化)に向けて、道内でも様々な業種の企業が新規参入を表明するなか、コープさっぽろはエコでクリーンな電力販売で意識の高い道民に販売を強めていく姿勢です。
道内の電力事情
ご存じの方も多いかと思いますが、北海道はもともと原子力発電への依存度が高く、泊原子力発電所の停止以降、北海道電力は化石燃料のみに頼らざるを得ず、結果的に電気料金が内地よりも高くなっている状況でした。そんな中、4月1日からスタートする電力自由化に向けて電気料金の低下を期待する道民は少なくありませんでした。
エコな電力で他社と差別化
昨年末にNTTファシリティーズ、東京ガス、大阪ガスの共同出資会社のエネットが道内進出を発表し、現在の北海道電力よりも安いプランを提供する予定とのことです。また他にも電力提供の新規参入会社が名乗りを上げていますが、「コープさっぽろ」は昨年2015年7月に「トドック電力」を設立しました。このサービスの最大の特徴は太陽光、水力、バイオマスなどの再生可能エネルギーでの電力供給です。よくよく考えてみれば、北海道の広い大地を利用すれば再生可能エネルギーの比率を高められるはずであり、コープさっぽろの子会社エネコープは「北海道の循環型経済の推進」「北海道のエネルギー自給率の向上」という2つの目標を掲げています。
エコで安い電力という課題に挑む
コープさっぽろの孫会社である「トドック電力」は主に再生可能エネルギーによるエコでクリーンな電力を供給しますが、弱点は不安定さにありました。というのも自然が相手のエコエネルギーの場合は、どうしても天候や気候に影響を受けてしまいます。その弱点を補うのがコープさっぽろの別子会社「エネコープ」が石炭などの化石燃料でつくる安定した電力です。これら再生可能エネルギーと既存の化石燃料によるエネルギーを組み合わせて、不安定さを無くし、出来る限りエコな電力を活かすという課題に挑戦していくようです。
全道150万人の組合員に営業を行い、初年度で数万件、19年度までには10万件の契約を目指す予定です。
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