家庭にオススメな電気
いろいろあってよくわからない・・・というあなたに。電力プランのパターン3つ
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電力自由化に伴い、多くの企業がプランを発表しています。しかし、どれがなんだかわからないという方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、あまたあるプランを3パターンに分けて特徴をご紹介していきます。これさえ押さえておけば、混乱することはないでしょう。
①地球にやさしい電気プラン
これまで大手電力会社の多くはは火力発電による発電を行ってきました。しかし火力発電はCO2 を多く排出してしまうという問題があり、地球温暖化が止まらない原因の1つとされてきました。
それが電力会社を選択できるようになったことで、風力発電や水力発電、太陽光発電など、CO2排出量の少ない電力のみを使うという選択が可能になりました。
日々の生活が地球環境改善に繋がるので、エコを重視する企業にとっては宣伝効果も期待できます。
②セットで割引になるプラン
現在多く発表されており、消費者として気になるプランの多くがこの安くなるプランではないでしょうか。
実際に、「電気+ガス・水道」「電気+電話・インターネット」など、自社サービスとセットで安くしますよ、という企業が多く存在します。さらに「長期契約による割引」というセット割引も発表されているので、ライフスタイルや現在使っているサービスなどと照らし合わせてプランを選択する必要があります。
選択肢の広がりは自由化の大きなメリットでありながら、最適なものを選ばないといけない、という責任も持たされることになるので、これからは携帯プラン同様よく理解しないと損をするというデメリットがあることも覚えておかなければなりません。
③地産地消が可能になるプラン
自治体が作った電気を使うことでエネルギーの自給自足を図ったり、地域の特殊な天候条件に見合ったプランを選ぶことが出来たり、これまでは不可能だった「エネルギーの自給自足」を可能にするプランもいくつか登場しています。
都会に住みながら出身地の電力を使う、自分の住む市や町が作った電力を使うなど、意識的に地産地消を行い経済の活性化へ繋がるくらしを選択することが出来るのも、電力自由化によって初めて実現されるプランです。
安くなるだけじゃない、これからの電気
選択権があるのなら、安いプランのほうがいい!
電力会社を変えようと考えている人の多くが、この考えをお持ちのはず。
しかし、博報堂の調査では「料金の安さ」に続いて「料金メニューや手続きのわかりやすさ」「安心安全な企業であること」など料金以外のサービス部分を重視する生活者も多く見られます。(博報堂エネルギー推進室)
これからの電気は、ただ安いだけではなく、様々な付加価値を持ったものになっていくことでしょう。
どんな価値が付随してくるかまだまだ手探りの状態ではありますが、少しでもいい選択をしていきたいですね。
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