家庭にオススメな電気
【J:COM電力】使用量に応じて一律安く、分かりやすいプラン。J:COM利用者なら必見。
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ケーブルTVやインターネット回線を扱う大手・ジュピターテレコム(J:COM)は、16年4月からの電力小売全面自由化に向けて、新たに「J:COM電力 家庭用コース」を1月6日から先行申し込み受付を開始しています。「J:COM電力 家庭用コース」の特徴は、J:COMのサービス利用者であれば、電気使用量に応じてエリアの電力会社よりも最大10%も料金割引を行うところです。
3段階の割引率で最大10%割引が魅力
J:COM電力の最大の魅力は、何と言ってもその割引率でしょう。大まかに説明すると、電気料金は(1)月額基本料金と(2)電気量によって料金単価が変わる従量料金の2つの要素で成り立っていて、一般的な家庭用電力は「(2)従量料金」の部分が3段階の料金単価に分かれています。J:COM電力の電力サービスは、この「従量料金」の3段階でそれぞれ割引がされる点です。具体的には、①120kWhまでなら0.5%割引き、②120~300kWhなら1%割引き、③300kWh以上なら10%割引になります。たとえば、月間電気使用量が485kWhだった場合、年間で約6,800円ほどお得になる計算です。
J:COM電力の狙いはあくまでも顧客満足度向上
しかし、少し意外なのはJ:COMが目的としているのは、あくまでも顧客満足度向上のようです。なぜならJ:COM側の説明によれば、電力サービスを行うことでJ:COMの提供するサービスの解約率抑制につなげたい意向です。そのことはJ:COMが「電力自体で勝負する気はなく、お客様の利便性を高めたい」と発表している点からも理解できます。
まとめ
実は16年4月の全面自由化に向けてJ:COMは、マンション向けの「J:COM電力 マンション一括コース」を15年12月から打ち出しており、すでに7万4,000件もの契約実績を持っており、今後はJ:COM契約者者の20%の100万世帯まで伸ばしたい考えです。電力自由化に対して各社から様々な電力プランが打ち出され、低料金やポイントサービス、セット割など百花繚乱の状態です。この中でJ:COMの電力サービスは「既存(ケーブルTV、ネット回線等)サービスの満足度向上」という確固たる方針を貫いており、J:COMの既存サービスの利用者やサービスに興味のある人であれば非常にメリットの大きいプランだと思います。
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