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【地産地消】東芝が神奈川県で地産地消の電力事業を開始!
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日本有数の電気メーカー・東芝が、太陽光ソーラーパネルを利用した「エネルギーの地産地消」に取り組み始めました。 設置場所は、東海大学柔道部の寮の屋根。作られた電気は神奈川県の大学近隣へ販売することもわかっています。
東海大・柔道部の屋根で発電し、売電
東芝は2月1日、神奈川県内での電力の地産地消を目的に、東海大学・柔道部寮の屋根に設置した太陽光発電設備により発電した電力を県内で安く販売することを発表しました。 これはまさに、「エネルギーの地産地消」。新たな取り組みといえそうです。
なぜ、東芝?
東芝は社内会社として「電力システム社」を持ち、火力発電や水力発電、地熱発電にメガソーラーなど、エネルギー事業の成長へと精力的に取り組んでいます。 なかでも地熱発電は世界トップの24%ものシェア、世界計340万kWもの地熱発電設備をもっています。 一方太陽光発電システムは世界の20%がシャープ製。「Leading Innovation」を謳う東芝にとって、太陽光発電でも負けていられないからこそ今回このような取り組みが始まったといえます。
「電力の地産地消」東芝の狙い
この取り組みは、環境に優しい再生可能エネルギーを生み出し、安く供給するという非常に優れたシステムです。
ただし、東芝がこのようなエコ活動を積極的に行う理由としては、CSR的な側面と共に、自社のエネルギー関連製品の販売促進という面もあるのではないでしょうか。 実際、東芝はこの地産地消事業に対して、「特定規模電気事業者(PPS事業者)」、つまり電力供給者としてだけではなく、それに付随する東芝の太陽光発電システムや照明、空調システムの販売にも力を入れていく予定だそうです。
エコであり、ビジネスとしてもうまく成立するのであれば、これは非常に喜ばしいことでもありますので、今後のこの事業の展開を注意深く見ていく必要があるかもしれませんね。
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