「ENEOSでんき」でトクをする人に共通する2つの特徴とは

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車をご利用の方ならよくご存知のガソリンスタンド・ENEOS（エネオス）が電力自由化に伴い、家庭向け電力の小売りに参入します。供給地域は関東エリアのみ、プランはたったの1種類。それでも注目度の高いENEOSでんきは、一体どんな人が選ぶとお得になるのでしょうか？
今回は、ENEOSでんきでおトクになる2つのタイプをご紹介します。

①4人以上のご家庭や、電気をたくさん使う人

ENEOSでんき最大の特徴は、電気をたくさん使う人ほど安くなるということ。
ENEOSでんきは、使った分だけ料金が発生する電力量料金における300kwh以上の電気料金が安く設定しています。そのため、世帯人数が多い方や普段から電気使用量の多い方ほどそのメリットを受けやすくなります。4人家族の場合は毎月の電力使用量が300kwhを超える家庭がほとんどですので、4人以上のご家庭の方は間違いなくENEOSでんきに変えることでおトクになると言えます。

【注意】オール電化のご家庭は契約してはいけません

「電気の使用量が多ければ多いほどおトクになるなら、ウチはオール電化だしピッタリじゃん！」とお考えの方、ちょっと待ってください！
オール電化をご利用の家庭では、ガスなど他のエネルギーを使用しない分、他の家庭よりも多くの電気を消費しています。国の調査によれば、一般的な4人家族の平均使用量が400kwh程度であるのに比べて、オール電化のご家庭では600kwh以上とその差は歴然。ですが、オール電化向けの電気プランは夜間の電気代が他のプラン・他の時間より格段に安くなっています。電気使用量がどうしても増えてしまう給湯などを夜間に行うことで電気のみを使うご家庭が損をしないようバランスをとっているためです。
そのため、単純に「電気使用量が多いから」とENEOSでんきに乗り換えることはむしろ電気代を高くさせてしまう可能性があります。

②車を持ち、ENEOSを利用している人

ガソリンスタンドがメイン事業のENEOSは、もちろん車利用者へのメリットも。
ENEOSでんきでは、毎月の電気代を支払う際、200円につき1ポイントのENEOSポイントが付与されます。このENEOSポイントは、普段利用する灯油や軽油の割引に使えるのはもちろん、Tポイントへ返還することもできます。4人家族の電気代は平均的に1万円を超えるので、毎月約50ポイント貯まる計算になります。給油の際の端数支払いなど、ちょっとした場面でも使うことが出来るので、車をよく使う方には便利なポイントではないでしょうか。

逆に、ENEOSでんきを使うメリットが無い人は？

これまで見てきた通り、ENEOSでんきの利用が向いているのは電気使用量が多い方やすでにENEOSを利用している方です。これは裏を返せば電気使用量が少ない方や普段電車などを利用して自動車に乗らないがENEOSでんきには向いていない人だと言えるでしょう。

1人暮らしや夫婦共働きで通勤はもっぱら電車、といった生活スタイルの方には残念ながらメリットは小さいプランとなります。

まとめ

ENEOSでんきは、電気をたくさん使う人ほどお得になる新しい電力会社です。
また、車をよく使う家庭にもメリットの大きいサービスを展開しているので、これから各地方へ拡充していくことも期待されます。
東京電力管内にお住みで、家計のやりくりを担うお父さん、お母さんはぜひ検討してみてください。

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