家庭にオススメな電気
【北陸電力】節電に協力すると安くなる?節電とくとく電灯
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北陸電力は、16年4月から始まる電力自由化に向け、電気使用量の多い方向けに「節電にご協力いただいたら」安くなるというユニークなプランを発表しました。いったいどんなプランなのでしょうか。
また、8月から開始予定のプランも合わせてご紹介します。
節電に協力ってどういうこと?
北陸電力が打ち出す「節電に協力」とはどういうことなのでしょうか。
実は、北陸電力が事前にメールにてお知らせをされた日時(たとえば7~9月の13~16時など)に節電したその実績に応じて電気料金を割り引く、というシステムになっています。
その算出は、
基準電力量(節電実施前の平日5日間のうち、電力使用量が多い4日間の平均使用電力量)
-実績電力量(節電実施日の平均使用電力量)
× 129.60円/1kwh(固定の割引額)
となっています。
ここで注意点があります。
この129.60円というのは【1時間で1kwh節電した場合】の割引額です。13~16時の【3時間で1kwh節電できた場合】は43.20円の割引ということになります。
割引条件は?
①北陸電力の会員サービス「ほくリンク」の会員
②契約電流が60A または契約容量が6kVA以上
この2つをともに満たした方のみの適用となります。
この②からわかるように、今回発表された節電とくとく電灯は電気使用量の多い家庭向けのプランとなっています。
ほくリンクってなに?
ほくリンクは北陸電力によるWEB上の会員サービスです。
最大で24か月ぶんの電気料金を見ることが出来たり、毎月の料金をメールで知らせてくれたりというサービスがあります。
また、電力自由化開始と同じ2016年4月から、似た家庭との電気使用量の比較や、過去の使用量の推移や天気などから見た料金の変化などを知ることが出来るというサービスが始まります。
スマートメーターの導入により、電力も「見える」ものになってきているというわけです。
8月からは夜間時間帯サービスも
8月1日からは「くつろぎナイト12」という名の夜間時間帯の料金がお得になるプランも始まります。
特徴は2つ。
①電気料金が安くなる時間を夜8時~朝8時の12時間と設定。(夏季は昼間の3分の1の料金に!)
②土日祝日の昼間も割安になる。(夏季は平日-15円、その他の期間は平日-5.3円)
使う人が多い時間帯に安くなるというのはうれしいプランですね。
対象者は
こちらも対象者は全員ではありません。
エコキュートなどのヒートポンプ式給湯器を使用しているご家庭のみが対象となります。
ほくリンク加入は条件ではないので、オール電化住宅の方などはこちらのほうが手軽に始めることが出来るのではないでしょうか。
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